株式市場が下落したとき
現在、米国では急激なインフレを抑制するために、大幅な利上げ(20年ぶり)と
量的引き締め(QT)がFRBの決定で実行されており、それに伴って米国の株式
市場が急激に下がる日が続いています。
こうなったときに個人投資家は
さらに下がったらどうしようか。
いったん売った方がよいのでは。
とまず思ってしまうものです。
コロナショックのときもそうでしたが、こういった思いが強いときは今までの
ポートフォリオが個人のリスク許容度以上にリスクをとっていたと考えるべき
でしょう。
(だからといって、現金に換えても資産はインフレにより目減りする訳ですが。)
こういった市場でこそ、本来のリスク許容度が分かると思います。
まだ十分に下がる可能性がありますが、長期的な視点にたてば大きくリターンを
のばすチャンスになると思います。
大切なのは、市場に動揺せずにコツコツと機械的に買い付けることですが、単純に
みえてこれが一番難しいのだと思います。