個人の投資の仕方(2)分散投資

f:id:nekokichimaru:20220304141320j:plain



卵を同じ籠に盛るな

ということばがあります。

 

投資においての卵=投資商品であるわけだが、籠に10個いれて持ち歩くと

もし落としてしまうと(投資した商品の価値が予想外に下がる)、すべて

割れてしまう。

でも、二つの籠に5個ずつ分けて持ち歩けば、もし片方の籠を落としてしまって

も、残りの5個の卵は無事であるという理論です。

 

投資は将来どうなるか誰にも予測ができない。

まさか、と思うようなことが何度も起こりうる。

だからこそ、一つの商品にこだわらずに色々な商品に投資を分散させることに

よって、リスクを分散させることが大切です。

 

株式市場においては

 

個別株への集中投資=1つの籠に卵を盛る

          (リターンは大きいがリスクも大きい)

株式全体への分散投資=複数の籠に卵を盛る

          (リターンは小さいがリスクも小さい)

 

特に市場指数に連動した分散投資である

投資信託(手数料の安いもの一部商品に限る。)

ETF(市場指数SP500やNYダウ指数に連動したもの)

は個人の分散投資には最善の商品といえます。

 

さらにいえば

 

株式への集中投資 = 一つの籠に盛る

 

株式、債券、不動産、金、仮想通貨等に分散投資 = 複数の籠に盛る

 

これが理想に近い投資なのかもしれません。

できれば、これらに分散投資かつ、積み立て投資を行うことがリスクの分散に

つながるでしょう。